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耐震・制震・免震の違いについて

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日本は災害大国です。災害のなかでも逃げられない災害の一つに地震があります。地震で家が全壊したり半壊したりする映像をなんども目にしていると思います。これを防ぐために耐震と免震技術というのがあります。
 
1.耐震構造について
耐震とは地震そのものに対して粘り強い資材で家を建てて、地震に対して踏ん張って耐えようとするものです。特に住宅では地震に対して壁の強度をあげるということをします。このようにした場合でも地震には強くなるかもしれませんが、例えば震度7の地震であれば、揺れはまともに震度7の揺れを受けます。また、2階、3階に上がれば揺れの幅は大きくなります。耐震構造の場合地震の揺れにより家具などが転倒することがあります。地震そのものを吸収する構造ではありません。「面材耐力壁」や「筋かい耐力壁」などの資材を使い壁の強度を強くします。
 
2.制震構造について
制震構造が特に有効に働くのは、高層ビルなど高い建物に対してです。制震構造は建物に伝わった揺れなどを吸収する構造になっています。制震構造を住宅に導入する場合は、住宅の重要な壁や柱などにゴムダンバーやオイルダンバーを入れてゴムやオイルの力で地震の揺れを吸収する構造になっています。
 
3.免震構造について
建物(住宅を含む)は、基礎部分と建物部分に分けることができます。基礎部分と住宅部分に免震装置を設置しているのが免震構造の家です。このように地盤と建物を切り離し、その中間に装置を設置することによって、地震の揺れを建物に伝えないようにしています。例えば震度7の地震が発生した場合、地面の揺れは震度7ですが、建物の揺れは震度4程度に抑えることができます。また免震構造だと家具の転倒や食器などの飛び出しの可能性が極めて低くなります。また、地震の揺れによる建物の重要な部分の損傷の可能性も極めて低いものになります。
 
4.地震に強い家は地盤調査から。
これらの3つの地震に対する被害軽減法が有効に機能するためには家を建てる前の地盤調査が重要になります。たとえば液状化現象が発生した場合はどの工法であっても防ぐことはできません。建築のトラブルの70%は住宅地盤の問題と言われています。弱い地盤の上に建つ家は地震が発生しなくても、不同沈下というリスクにさらされています。ですからしっかりと地盤調査をした上でこれらの地震に対するリスク軽減を図りましょう。

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